相談支援事業所(そうだんしえんじぎょうしょ)ってどんなところ?
相談支援事業所は、障がいのある人やその家族の「困った」「どうしたらいい?」を一緒に考えてくれる場所」です。詳しく説明したいと思います。
① 生活全体(せいかつぜんたい)をサポートする相談(そうだん)窓口(まどぐち)
「家での生活が大変…」「仕事や日中の居場所をどうしよう」「将来が不安…」など
日常生活・福祉・就労・人間関係・将来のことまで、何でも相談できます。
② 福祉(ふくし)サービスを使(つか)うための“計画書(けいかくしょ)を作(つく)るところ”
就労継続支援A・B型、デイサービス、訪問介護、グループホームなどを使うには
**「サービス等利用計画書」**が必要です。
→ 相談支援専門員(ソーシャルワーカーのような人)が一緒に作ってくれます。
③ 他(た)の機関(きかん)との“橋渡(はしわた)し役”
- 市役所(障がい福祉課)
- 病院・学校
- 就労継続支援A・B型、デイサービス・ヘルパー事業所
などと連携して、必要な支援につなげてくれます。
④ 利用後(りようご)も“定期的(ていきてき)に様子(ようす)を確認(かくにん”
サービスを使い始めた後も
「困ってない?」「もっといい方法があるかも?」と
**定期的にフォロー(モニタリング)**してくれます。
誰(だれ)が利用(りよう)できる?
- 身体障害・知的障害・精神障害のある本人
- 発達障害や難病の人
- その家族 など
※ **相談や計画作成の費用はほとんどの場合“無料”(公費)**です。
✅ どこにある?
- 社会福祉法人
- NPO
- 民間会社 などが運営
名前は「指定特定相談支援事業所」「一般相談支援事業所」など。
どんな時に利用するといい?
- どのサービスを使えばいいかわからない
- 役所の手続きが難しい
- 家族だけで抱え込んでいる
将来について不安がある
👉 「困ったらまず相談!」でOKな場所です。
利用の流れ
障害福祉サービスの利用を希望する場合、まずは市町村の障害福祉窓口か、指定相談支援事業所に相談することが一般的です。相談支援専門員が、利用者の状況やニーズに応じて適切なサービスを一緒に考え、利用計画の作成などを行います。
詳細はお住まいの自治体の窓口や、お近くの相談支援事業所にご確認ください。
鳥取県内の相談支援事業所については専用のページをご覧ください。
